研究領域

先端セキュリティ技術の研究開発
主に製造業を想定したサプライチェーンの信頼性を担保するシステムの研究開発を実施



周波数資源の有効利用を図る研究開発
(第5世代移動通信システムを含む)

電波資源の有効利用と端末の利便性向上を図る新世代移動体通信ネットワー クの実現を目指して、電波の状況に応じて、複数の異なる無線方式を最適に使い分けるコグニティブ無線技術やヘテロジニアスネットワーク技術の研究開発を行っています。

関連プロジェクト


無駄な電力消費の削減を図る研究開発

無駄な電力消費を削減するために、必要なときだけ無線LANアクセスポイントを起動させる無線通信ネットワーク技術の研究開発を行っています。

関連プロジェクト


クルマや歩行者がコミュニケーションして事故を防ぐ研究開発

交通事故などのクルマ社会の問題の解決をはかるため、クルマどうしが通信し、車両位置や緊急車両接近などの情報を速やかに伝えることにより安全運転を支援するITS(Intelligent Transport Systems)通信技術の研究開発を行っています。

関連プロジェクト

  • 移動体間端末協調衛星測位技術(平成23年度~平成25年度)
  • 安全運転を支援する高レスポンス車車間通信技術(平成17年度~平成21年度 )
  • ユビキタスITS(平成17年度~平成19年度)

無線アドホックメッシュネットワークの研究開発

たくさんの人が瞬時に情報交換できるように、インターネット技術を使った電話機や、ゲーム機、ビデオカメラ、センサなど、多くの機器が基地局を介さずに無線でつながるアドホックメッシュネットワークにおいて、通信を快適でスムーズにするための研究開発を行っています。

関連プロジェクト

  • 高レスポンス無線メッシュネットワーク技術(平成17年度~平成21年度)

先端セキュリティ技術の研究開発

主に製造業を想定したサプライチェーンの信頼性を担保するシステムの研究開発を実施しています。

関連プロジェクト

IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ

【背景と目的】 近年、流通段階で製品にスパイチップを混入し、データを違法に取得するなど、サプライチェーンを対象とした攻撃が脅威となっています。サービスやシステムのセキュリティを保つためには、製造・流通の段階から不正なモジュールやデータの混入リスクを排除する仕組みが必要です。また、正しく作業・製造が行われたことを第三者が検証できる新しい仕組みが求められています。

IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ

【特徴】サプライチェーンでの各構成要素(組織、ヒト、モノ、データ、プロシージャ等)の信頼の基準となるルールや要件を『プロファイル』として定義
⇒柔軟で粒度の細かい信頼性保証が可能
各構成要素から取得した情報とプロファイルを照合し適合性を判断、『証明書』を生成
⇒不正な処理の混入を防止
適合性判断根拠となった情報をデジタル化して保存(『デジタルエビデンス』)
証明書を異なる組織間で相互参照可能な『トラストストア』に登録
⇒問題が発生した場合に第三者機関が検証可能


本研究は、内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム 第2期」(管理法人:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)により実施しています。